木造住宅の基礎知識|メリットとデメリットも徹底解説


木造住宅イメージ図

日本の主要な住宅構造は、木造建築で日本の住宅の中の約80%の割合を占めていると言われています。新築住宅の購入や中古物件の購入を検討されている方の中には、木造住宅で探している人が多いのではないでしょうか。またリフォームを検討されている方には木造住宅にお住まいの方が多いのではないでしょうか。そのような方々が、リフォームをする際、「もっと早く知っておけばよかった」とならないように、これから木造建築のことについて基礎知識や特徴、メリットとデメリットについてご説明します。


 

目次

1. 住宅構造の種類

 1-1. 木造

 1-2鉄筋コンクリート造(RC造)

 1-3.鉄骨造

2. 木造住宅について

 2-1. 木造軸組工法

 2-2. 木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

3. まとめ


 

1. 住宅構造の種類


住宅構造は大きく分けて、3種類になります。「木造」「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄骨造」です。「鉄筋コンクリート造(RC造)」と「鉄骨造」について簡単にご説明します。「木造」は、次の2章でご紹介します。



1-1. 木造


木造は、日本の住宅の代表的な構造で日本の住宅の約8割を占めています。木造の代表的な工法は「木造軸組工法(在来工法)」と「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」の2種類あります。これらの工法に関しては、後の2章でまとめます。



1-2鉄筋コンクリート造(RC造)

鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造

RC造とも呼ばれ、RCとは、「Reinforced-Concrete」の略称です。引っ張る力に強い「鉄筋」と押す力に強い「コンクリート」を一体化させ、建物を支えています。鉄筋コンクリートのお互いの弱点を補いながら強い構造を作り上げているのが特徴です。そのため、耐震性に非常に強く、また耐火性にも優れています。



1-3.鉄骨造

鉄骨造
鉄骨造


鉄本来の粘り強さによって強度を持たせる構造が、鉄骨造です。鉄骨造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造があり、これらは目的によって使い分けられます。特徴としては、耐震性に優れ、木造より高価で、鉄筋コンクリート造より安価です。


次に本題の、「木造」について、ご説明します。


 

2. 木造住宅について


木造住宅に用いられる代表的な工法は、「木造軸組工法(在来工法)」「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」があります。木材を使用し建物を作り上げる点では同じですが、工法は全く異なる特徴を持ちます。「木造軸組工法」と「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」のそれぞれの特徴やメリット・デメリットについてご説明します。


2-1. 「木造軸組工法(在来工法)」

木造軸組工法
木造軸組工法

木の柱と梁を組み合わせことで建物の骨組みを作り上げていく工法です。木の柱と梁で組み上げた後、斜めに留める「筋かい」と接合部には金物を使用して強度と向上させるのが特徴です。設計の自由度が高く、空間や、間取りの変更なども可能です。この工法は、全国の工務店や建築会社が採用しており、長年の実績がある工法ですので、日本の伝統的な工法でもあり、現在も普及しています。


【メリット】

・伝統的な工法なので、施工できる工務店や建築会社が多く、選択肢が多い。

・木の柱と梁を組み合わせる工法なので、設計や間取りの自由度が高い。

・自由度の高い構造なので、窓や出入口などの開口部を広く設けることが可能。

・間取りの自由度が高いので、リフォームや間取りの変更や増築が比較的簡単にすることが できる。


【デメリット】

・木の柱や梁の組み上げに時間がかかるので、工期が長くなる。

・大工の技術により、品質にばらつきが出る。



2-2. 「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

ツーバイフォー(2×4)の意味は、「2インチ×4インチ」という意味です。

1インチは約2.54㎝です。つまり、ツーバイフォーの角材は約5.08㎝(2インチ)×10.16㎝(4インチ)のサイズになります。角材の大きさに「ツーバイシックス」や「ツーバイエイト」に呼び方も変わります。木造枠組壁工法はこの均一の角材と合板を接合し、壁と床と天井と屋根部分を構成し、それらのパネルを組み合わせて6面の箱を作るイメージです。そして窓を設置する場合は、面の一部をくり抜き窓を設けます。この工法は単純な工法であるため、高度な技術が必要がありません、そのため、職人による品質のばらつきが出にくいことが特徴です。現在ではアメリカやカナダの木造住宅の9割がツーバイフォー工法と言われており、世界的にも普及しています。


【メリット】

・品質にばらつきが少ない。

・面で構成されているので、耐震性と耐風性に優れている。

・高気密、高断熱である。

・耐火性が高い。

・工期が短い。


【デメリット】

・間取りに制限がある。

・間取りに制限があるため、リフォームやリノベーションをするのが難しい。

・高気密、高断熱だから、結露が発生しやすい。

・面で構成されているので、大きな開口部を設けるのが難しい。


 

3. まとめ


木造住宅は、「木造軸組工法(在来工法)」は「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」という2種類が存在します。これらは、木材を組み合わせて作り上げる点では同じですが、それぞれ特徴が大きく異なります。例えば、「木造軸組工法(在来工法)」は間取りの自由度が高く、比較的容易にリフォームが可能ですが、「木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)」は間取りの制限があるので、リフォームが難しいということがあります。新築住宅の購入を検討されている方は、10~20年後の将来的にはリフォームは欠かせません。将来のことを念頭に入れての購入をオススメします。


木造住宅のメリットとデメリット

それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。新築住宅の購入やリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。


創業30年の福田住建は、木の性質・特徴について詳しい大工歴の長い職人がいます。

住まいのリフォーム全般に対応可能ですので、小さいリフォームのご相談でも構いません。

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